衣類乾燥機は、一般的に熱をかけて、衣類を回転させて、乾燥させます。
しかし、熱に弱い化学繊維で作られた洋服もまとめて洗濯して、乾燥させたいときってありますよね。
そんな時にも便利な機能が衣類乾燥機に備わってました。
この辺りの知識は購入した当時は全くのゼロで、買った後に気づいた機能です。
なので、こういった便利な機能もあることを皆さんに知ってもらいたいと思います。
それでは、熱に弱い化学繊維製の衣類でも乾燥機で乾燥させる方法をご紹介していきます。
熱をかけない風乾燥コースを使う
化学繊維製の洋服の一番の大敵は熱です。
特に水着などは熱に弱く、熱がかかれば変形したり、穴が空いてしまうこともあります。
夏場に川辺でキャンプをしていて、水着のまま焚き火にあたってたら、火の粉が飛んで水着に穴が開いた、なんて話もたまにあります。
そのくらい化学繊維製の服は熱に弱いのです。
そこで、熱をかけずに風だけで衣類を乾燥させることができる「風乾燥」コースの出番です
風乾燥コースで乾燥に適した衣類
・ブラウス
・混紡のワイシャツ
・ウォッシャブルシルクのスカーフ
・ウォッシャブルシルクのシャツ
・キャミソール
・タイツ(ウレタン入り)
・水着(ウレタン入り)
・ウレタン製の下着
風乾燥コースの使い方
前準備として、ハッチを開けます。
このハッチから外気を取り込んで、その外気で乾燥させるのです。
熱を使わないので、結果的に電気代もお得になります。
省エネですね。
風乾燥コースの所要時間
所要時間の目安は下記の通りです。
キャミソール2枚程度:1時間
ブラウス2枚+カットソー2枚+スカーフ2枚:2時間
風乾燥コースでは外気を利用すrため、季節によって乾く時間が変動するとのこと。
つまり、湿気の多い梅雨の時期などではもっと乾燥に時間がかかるかもしれません。
風乾燥コースを使うときの注意点
乾燥機に入れる化学繊維製衣類は1kg以下にする
→衣類乾燥機の乾燥許容量が5kgですが、風乾燥コースの場合は、必ず1kg以下にするようにしています。
・皮革製品や型崩れしやすい衣類は乾燥させない
→いくら熱をかけないといっても、衣類乾燥機の中で回転させるので、型崩れしやすい衣類や皮革製品は、風乾燥コースでも使わないほうが賢明でしょう。