衣類乾燥機のアース線を接続する理由
アース線とは家庭用電気機器についているアース(グランド)を取るための電線のこと。
決してコンセントではないのでご留意いただきたい。
電子レンジや洗濯機、衣類乾燥機にはアース線がついているはずだ。
アース線を取り付ける理由は、漏電・感電リスクを減らすため。
例えば衣類乾燥機の内部が故障していて、アース線を取り付けていない状態で、衣類乾燥機に人間の手が触れてしまうと、故障した衣類乾燥機の電気(電子)が一気に人間の身体を走って感電してしまう事故になる可能性がある。
こういった感電事故はやけどや心臓をはじめとした内臓へのダメージを与えるので、決して甘く見てはいけない。
感電リスクを少しでも減らすためにアース線のある家電製品は、かならずアース線を取り付けるようにしよう。
衣類乾燥機のアース線の取り付け方
アース線の差込口は、基本的にご家庭の100Vコンセントの下についているので、まずはコンセントをチェックしてほしい。
下の画像のように、コンセントの下部のアース線の差込口があるはずだ。
ここに衣類乾燥機のアース線を差し込んでいく。
アース線の差込口を、指の爪を使ってカパっとあける。
すると、アース線の差し込み口がみえるはずだ。
ここにアース線を差し込んでいく。
下の画像のようにアース線を差し込んだら、あとはカバーを閉じるだけ。
導線はカバーに挟まれることになるが、全く問題ない。
カチッと音がなるまで、カバーを閉じよう。
アース線の取り付けが完了すると、下画像のような感じになった。
ねずみ色の電源ケーブルは散らばらないように、輪ゴムでまとめるようにしている。
排水ホースは養生テープで衣類乾燥機の底に貼り付けて、先だけを下に向けている。
排水ホースの下に排水受けのバケツを置く仕組みだ。
なにかの参考になればうれしい。